後大脳動脈が詰まることで起こる症状
脳腫瘍は、年間1万人以上に発症し、自覚症状もさまざまで、単なる頭痛だと放っておけば死に至ります。
新たな治療を切り拓く清水庸夫先生と、世界が注目する最先端の「サイバーナイフ治療」を紹介します。
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視野が半分になる
後大脳動脈は、脳の後ろのほうに血液を送っています。この部位は後頭葉と呼ばれ、物を見るセンターがあります。
右の後頭葉には両眼で左側半分の視野(視線を一定に固定したときに見える範囲を視野といいます)を見る働きが、左の後頭葉には右側半分の視野を見る働きがあります。
ですから、たとえば右の後大脳動脈が詰まってしまうと左側半分が見えなくなり、左側にあるものを見落としたり、左側にあるものにぶつかったりします。
この血管は後頭葉のほかに、視床という場所にも血液を送っていますが、
そこに梗塞が起こると、反対側半身にピリピリする不快な自発痛(圧迫したり動かしたりしないでじっとしていても感じるいやな痛みをいいます)が起こったり、
反対側手足がふるえたり、かってに動いてしまったりする症状があらわれます。
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