MR検査とは
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MR(磁気共鳴)検査は、磁気を利用し、横断面だけでなく、縦、斜めと自由な角度で輪切りにできます。
物理的な測定技術NMR(核磁気共鳴)法から発展した検査法です。
1946年、磁場の中で見られる原子核の挙動NMR現象を独立に発見した米国ハーバード大学のF・プロッホ、同スタンフォード大学のえ・パーセル両博士は1952年度のノーベル物理学賞を受けています。
それをもとに、NMR画像、つまりMR画像を得る方法を提案したのは、同ニューヨーク州立大学のP・ラウターバー博士でした。
また、初期の装置は、同僚で、その後、米国フォーナー社に転じたR・ダマディアン博士らが開発しました。
MR検査はMRI検査とも呼ばれ、呼び方が混乱している面もあります。
この小冊子では、次のように区別します。
(MR検査)=磁気共鳴検査。この原理を使った検査の総称。
(MRI検査)=MRイメージング=MR断層検査=磁気共鳴断層撮影。MR検査で最初に出たもの。輪切り像を写す。
(MRA検査)=MRアンギオ(グラフィー)=MRアンジオ(グラフィー)=MR血管検査=MR脳血管検査=磁気共鳴血管撮影。血流を写し出す。
(MRS検査)=MRスぺクトロスコピーMR分光検査=磁気共鳴分光検査。化学物質の分析などに用いられている手法で、生体内のいろんな分子固有の信号を取り出すことができます。
医学分野での応用はこれからですが、脳腫瘍の場合だと、悪性か良性かが分子の違いで分かります。
化学分野で発展させたスイス連邦工科大学のR・エルンスト教授は1991年度のノーベル化学賞を受けました。
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