CTスキャン
防げる脳卒中、早期発見するには。賢い病院選び。全国500件リスト付き。
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現在日本は、おそらく世界でいちばんこのCTスキャン(コンピューター断層撮影)や、MRIが普及している国の一つだと思います。
一九六九年に英国のコンピューター学者が、レントゲンの撮影装置とコンピューターを組み合わせて、脳の横断面を鮮明に映し出すことに成功しました。
この方法で、生きている人の脳をまるでほんとうに切ったように調べることができるようになったのです。
このCTスキャンの開発で、今までのレントゲン撮影では全くわからなかった、かたい骨に囲まれた脳の中の変化が、患者さんに何の痛みも与えずに、かなりわかるようになりました。
この検査の最も大きな特徴は、脳内の出血と血管が詰まって起こる梗塞とを、はっきり区別して映し出すことができることです。
出血が起こると、出血部分が画像の上ではまっ自な病巣として、梗塞の部分や病変の周りの脳浮腫(むくみ)の部分は黒っぼい像としてあらわれます。
ただし、出血した場合はすぐCT画面上に病変があらわれますが、梗塞の場合は別時間くらいはCT上に病変があらわれないこともあります。
この検査をすれば、脳腫瘍も区別できますし、その他の脳内のいろいろな変化をとらえることもできるのです。
何よりもよいのは、患者さんに何の苦痛も与えないことと、意識がなくてもできることです。
繰り返し検査できるので、病気の進みぐあいや、よくなっていく経過を追うこともできます。
検査は、機械の種類や調べる体の部位、薬などを注射してその前後で調べるかなどによって違いますが、通常、30分以内で終わります。
午前の検査なら朝食を、午後の検査なら昼食を抜いて行います。
特別の準備はいりませんが、髪からはピンなどの金属類や装飾品ははずしておきます。
造影剤を注射して検査をする場合は、あらかじめ少量の造影剤を注射して様子を見て、患者さんがその薬に対して特別に異常な反応(アレルギー)をもっていないことを確かめてから行います。
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