脳卒中の外科的治療
脳腫瘍は、年間1万人以上に発症し、自覚症状もさまざまで、単なる頭痛だと放っておけば死に至ります。
新たな治療を切り拓く清水庸夫先生と、世界が注目する最先端の「サイバーナイフ治療」を紹介します。
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脳卒中の中で手術が積極的に行われるのは、動脈癌の破裂が原因のくも膜下出血、
あるいは硬膜下血腫といって硬膜とくも膜の間に血腫ができる場合です。
脳出血の場合は、必ずしも手術が必要とは限りません。被殻出血や小脳出血あるいは皮質下出血の一部に手術が行われます。
一時期、脳出血は手術が絶対に必要とか、手術をすれば治るなどという誤った考えが日本に広がったことがあります。
脳梗塞も手術をすることがあります。
今ではむしろ脳出血に対してよりも、脳梗塞に対する手術が注目を浴びています。
しかしこの手術も、多くの場合は今ある症状を完全によくするために行われるのではなく、病変周囲の血流をよくしたり、血管の通りをよくして症状を多少よくしたり、再発を防ぐために行われます。
巌密には手術ではありませんが、最近血栓溶解の薬を、詰まっている血栓の近くまでカテーテルを深く入れて、一部の血栓をこわしながら薬を入れる方法や、こわさないまでも詰まった血管のすぐ近くに注入して、薬の量を減らすとともに効果を高める技術も進歩してきました。
血管内手術と呼んでいる人もいるようですが、今後このような手技はどんどん発達してくるでしょう。
どの方法をとるにしても、疑問や心配があったら納得いくまで医師によく尋ねることです。
たとえば手術をすると症状がどの程度よくなる見込みか、
手術をしないとさらにどんなことが起こりうるか、
内科的薬物療法のみの場合と何が異なるか、
手術の危険度はどのくらいかなど遠慮なく聞いて、納得できたらその治療を受けてください。
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