失語症の言語療法
脳腫瘍は、年間1万人以上に発症し、自覚症状もさまざまで、単なる頭痛だと放っておけば死に至ります。
新たな治療を切り拓く清水庸夫先生と、世界が注目する最先端の「サイバーナイフ治療」を紹介します。
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失語症になると、話し言葉だけでなく、書く、聞く、読むなどの理解力や計算能力にも障害が生じます。
一口に失語といってもいろいろな種類の障害があるので、それぞれによってどんな訓練から始めていくかが違ってきます。
たとえば、話す、聞いて理解する、書く、読むなどの中で障害の軽い部分を兄いだし、そこから強化訓練を始めていき、それをだんだん広げていきます。
訓練には絵カード、文字カード、テープレコーダー、ビデオなど、いろいろな教材が使われます。
言語訓練の開始は、病気が急性期を過ぎて精神状態が安定してからでよく、運動訓練のように特に病初期から急いで開始する必要はありません。
もちろん状態が許せば、なるべく早いうちから始めるほうがよいと思いますが、それは医師が指示してくれるはずです。
言語療法は、入院して特に個室にいる場合などはなかなかしゃべるチャンスがないので、家族の協力がどうしても必要です。
できれば言語療法を受けるときには家族も同席して病人といっしょに勉強し、病室に戻ってからも繰り返し練習すると、効果も上がるでしょう。
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