合併症に対する治療
脳腫瘍は、年間1万人以上に発症し、自覚症状もさまざまで、単なる頭痛だと放っておけば死に至ります。
新たな治療を切り拓く清水庸夫先生と、世界が注目する最先端の「サイバーナイフ治療」を紹介します。
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脳卒中の急性期を過ぎ、死亡する危険がなくなっても、次に心配しなければならないことは再発と合併症の増悪、出現です。
脳卒中の合併症には、脳卒中そのものによる合併症、間接的な合併症、発病前からある合併症があり、またその病気の時期によっても出やすい合併症があります。
比較的急性の時期に見られる合併症には、
消化管出血、ケイレン、電解質の異常(血液のナトリウムやカリウムが低くなったり高くなったりする状況)、
尿崩症、高血圧、高血糖、低血圧、肩手症候群(マヒ側の肩や手が痛む)、脱水や裾癒(床ずれ)、
関節拘縮(関節が動かせなくなる)、
呼吸器系や尿路系の感染、敗血症などがあり、それぞれの治療を行います。
また、心臓や腎臓の病気が悪化することもあります。
慢性期に注意したいのは高血圧の他に、糖尿病や高脂血症、高尿酸血症、多血症など、おそらく脳卒中発症前からあった合併症と、心筋梗塞、がん、ケイレン、痴呆など新たに起こる合併症や偶発症です。
これらを予防するために、いくら頻回に医師にみてもらっていても、だめなこともあります。
周囲の人は患者さんのわずかな体の変調にもよく注意するようにして、気になったら必ずかかりつけの医師によく相談することです。
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