くも膜下出血の後遺症と治療
くも膜下出血は、脳内出血の中で唯一増加傾向にあり、その原因の多くは脳動脈瘤の破裂です。
冷静で経験豊富そして熱いハートの持ち主である、堤一生先生の治療・予防手術を紹介します。
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くも膜下出血は、自然によくなる場合もありますが、意識障害がよくなっても水頭症(脳室が拡大して脳に大量の髄液が貯留る病気)が残ったり、
くも膜に出た血液の影響で血管が収縮(血管攣縮)して、脳梗塞が生じてしまうこともあります。
痴呆や歩行障害、尿失禁が残ったりもします。
したがって動脈癌が破裂した場合のくも膜下出血には、全身状態がよければ早期に手術(動脈癌の根元(頚部)にクリップをかける手術)をするのがよいと思います。
脳動静脈奇形破裂のためのくも膜下出血は、
動脈癌破裂にくらべれば軽症が多く、また手術で大きく奇形の部分をとると、あとでマヒなどの後遺症が残ることも多いので、ときには手術しないで治療をします。
最近はガンマナイフといって、頭をあけないでも小さな奇形はつぶすことができるようになっています。
いずれにしても専門家の意見をよく聞いたうえで、手術が必要なときは手術を受ける勇気をもつことがたいせつです。
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